Osteria da Bobo all'Acciaiolo (ダ・ボボ・アッチャイオーロ)
(2012年05月29日)
フィレンツェから路面電車で約20分、ちょっぴり郊外にあるレストラン。
お城の中にあり、お散歩にもぴったり。
スロウフードが運営しているだけあり、トスカーナのご当地食材が楽しめる。
メニューから選ぶことも出来るが、出来れば予約時に相談して決めてのが ○!
要チェック・メニュー:スロウフード協会が選ぶ食材を楽しむ、アリスタ、サラミ類など
5月も楽しみました「肉の日」、それにしても三日坊主にならずに随分頑張っているよね~
今回は
「日も伸びてきたし、少し郊外のお店に行ってみてはどうだろう?!」
と声をかけてくれたのは、「肉の日・名誉顧問」のこの人→→→
ご存知大食いファイターの賢ちゃん。
ちなみに「大食いファイター」が彼の職業ではなく、リストランテ・ボルゴ・サン・ヤコポで世界中から集まるお客様の舌をうならせている料理人です。
(いつの間にやら名誉顧問に昇進です)
今回はメニュー選定にも協力してもらいました。
賢ちゃんの勤めるレストランはこちら
場所はサンタ・マリア・ノヴェッラ中央駅からトランヴィアで進むこと約20分、Resistenza (レジステンツァ)駅から徒歩5分です。
今回のファイターは総勢9人です。
実は路面電車に乗るのはこれが初めて、ちょっぴりワクワクしてたのは僕です。
お店は中世に立てられたアッチャイオーロ城の中にある、スロウフード協会によって運営される Osteria da Bobo all'Acciaiolo (ダ・ボボ・アッチャイオーロ)。
スロウフード協会の考え方でもあるご当地食材、ご当地希少食材、いわゆる”キロメートル0”を皆さんに楽しんで頂く、というのがこのレストランのポリシー。
だから、この日もトスカーナ食材満載でした!
さてヴァーチャルで肉の日始めよう。
スパークリングワインで喉を潤して、いざ前菜。
まさしくトスカーナ州の前菜と言えばこれでしょ。
Fattoria di San Michele a Torri (ファットリア・ディ・サン・ミケーレ・ア・トッリ)で作られるチンタセネーゼ種を使った生ハム盛り合わせ & トスカーナ風クロスティーニ。
サラミは口の中でとけ、レバーペーストは野菜たっぷりで優しいお味!
はい、どんどん行きます。
この辺りから赤ワインが欲しくなってきたね、じゃ、サラミと同じファットリア・ディ・サン・ミケーレの赤ワインを!
パスタももちろんご当地食材。
フィレンツェから程近い Strada in Chianti (ストラーダ・イン・キャンティ)で作られる Fabbri (ファッブリ)のショート・パスタにサルシッチャを軽く使ったサフラン風味のトマトソース。
もちろん、サフランもトスカーナ産ね。
そしてメインだ!
まずは、ズッキーニとジャガイモがたっぷり乗ったアリスタ(豚ロースのオーブン焼き)。
中がほんのりピンク色でソースがかかって、しっとりしたお味で良い感じです。
そして牛肉も!
このお店ではビステッカの扱いはないので、タリアータを。
ローズマリーやセイジの葉で香が付けられ、オリーヴ・オイルを一振り。
豚肉とのコントラストで美味しさ倍増。
しかも量もたっぷり、名だたる大食いファイター達も大満足!!
締めはチーズケーキです。
こちらも一工夫、土台になっているビスケットはスロウフード協会が希少保護食材としている Paste di Meliga (パステ・ディ・メリガ)。
この名前を付けられるのは石臼で挽かれた小麦粉ととうもろこしを使うことなど、作り方に約束があるのだそうな。
そんなビスケットの上にはリコッタチーズのケーキ、そして自家製オレンジジャムが彩りを飾ります。
これで最後にコーヒーで、もう満足満足!
見て!このみんなの至福の顔を!
仲間と美味しい食べ物は笑顔を作るね~
さぁて、来月はいずこへ?!
肉の日は毎月29日開催です~
よこた